スイカ大好き 50代前半 福岡県
私の子供は勉強があまり出来ない子でした。
あることをきっかけに努力をしたことによって、子どもの成績がどんどんと上がってきました。
私自身勉強が出来ない子だと半ば諦めていましたが、子どもの能力は未知数だとわかり、反省させられました。
もくじ
子供の日記を見て発覚!小学校2年の我が子は劣等感の塊だった
子どもが小学校2年生の時のことです。
ある時、学校に提出する日記を読んでショックを受けました。
その内容はこういう物でした。
「自分は学校で勉強ができない。運動も、出来ない。なんのとりえもない人間だ。
学校にいってもしょうがない。」
ただそれだけを書いた、日記でした。
それほど点数がいいという訳でもなく、何かに才能があるわけでもないけれど、普通の子で育っていいのではないかと思いあまり気にかけていませんでした。
私もそれほど競争心のあるほうでないので、それなりに元気に健康で育つだけでもいいと思っていたのですが、子どもの自分に対する劣等感がかなりも物だと分かりショックを受けました。
子供に自信を持ってもらう方法が分からなかった
悩みをすぐに解決する方法が見つからないのが、又の悩みでした。
塾に通って勉強ができるようにするという方法もあったのですが、やる気がなく行かないといいました。
スポーツにしてもサッカーなどをやっていましたが、面白くないといって辞めてしまいました。
どうやったら自分に自信をもてるのか、それを見つけるのに手探りの状態で、いろんな事を考えて暮らしました。
夫がそれに対して協力的だというわけでなく、私一人で悩んでいるという感じでした。
子どもに対し私自身無関心だったということもあるんじゃないかと、自分を責めたりすることも多かったです。
子供の得意分野を一緒になって徹底的に伸ばしたら
そろばんも試したのですが、ダメでした。
そういう中で、唯一子どもが好きだったのが、漢字でした。
いろんな人からのアドバイスで、親が一緒に勉強したら子どもの成績があがるという話を聞きました。
それと漢字を覚えると、記憶力がよくなり集中力も育つという話を聞きました。
それで漢字のカードを作って、検定試験の準備をしながら毎日楽しく漢字を覚えれる努力をしました。
毎日欠かさずするのが本当に大変でした。
親も忍耐力が要されます。
以前はあまり褒めたこともなかったのですが、正直褒めれる所を見つけるのが大変だったというのもあります。
ちょっとでもよく出来たら大げさに褒め、お菓子などのご褒美なども準備して、毎日勉強しました。
そして、検定試験に一段階ずつ合格しました。
まとめ
一年と半年くらいそれを持続してからでしょうか?
突然子どもが、自分は記憶力も良くて頭もいいんだと自分で言い出すようになりました。
正直私は「そうかな?」っと思っていましたが、そう思いこませるようにして黙っていました。
それからです。
成績がどんどんと上がってきました。
中学に入る時には、クラスで上位になっていて、高校でも成績優秀な模範生となり、地域で有名な国立大学の工学科に入学しました。
もし諦めていたら、何にも出来ない子でいたかもしれません。
頭が悪い子は世の中にはいないと私は思います。
子どもの可能性は未知数で、それを開発するのに親の努力は本当に大切だと悟らされました。