クーラーの効いた部屋から一歩外に出た瞬間、
モォ~モォ~って…
牛でもないのに、空気が鳴いていたよ。
まぁ確かに東京の暑さは、
田舎と比べると一味違った暑さよね。
もくじ
上京あるある!東京の夏の暑さは尋常じゃない
地方から東京に出たことのある人しか分からないであろう、
東京の夏の蒸し暑さ!!
北日本出身の人はもちろんであるが、関東よりも南に位置する
「九州・沖縄」の人でも、東京の夏は過ごしにくいと口をそろえて話します。
田舎とココが違う!日陰に避難しても変わらない蒸し暑さ
東京の暑さと田舎の暑さの最も違う点は、
「日陰で涼めるかどうか」です!
日中の気温が35℃を超す沖縄の夏でも、日陰に避難すれば蒸し暑い気持ち悪さからは逃れることが出来ます。
しかし東京は…
日陰だろうが、日なただろうが蒸し蒸し気持ち悪い
これが上京した人の心の声です。
田舎では太陽光こそ暑さの根本です、日陰に行けばある程度涼しくなるもの。
日陰と言えば夜は完全に日陰です。
夜に行われる、東京隅田川の花火大会では、立っているだけで汗がジワジワ出てきますが。
一方ハウステンボスで行われる花火大会では、汗がドバドバ出るほど蒸し暑くありません。
東京の暑さは「モォ~」っと牛でも鳴いているかのような、空気そのものが暑いのです。
したがって、空調の整った部屋へ行くしか逃げ場がありません。
ではその蒸し暑さの原因は何かと言うと。
室外機や車の排気ガス!とにかく人口が多いから
東京の空気が蒸し暑い原因の7割以上がこれです。
とにかく生活している総人口が多いからです。
約1000万人700世帯もの人々が、昼夜エアコンを回して冷蔵庫を使い、自動車を運転しているのです。
これに加えて、商業施設の数も地方都市と比べて計り知れない数です。
想像するだけで、室外機の熱風が東京全体の空気を熱くしているのがイメージできます。
同日に渋谷駅前と大分駅前に実際に立ってみれば分かります、南に位置するはずの大分駅の方が、はるかに過ごしやすいことに。
照り返し!コンクリートジャングルだから
7割の原因が室外機や排気ガスの生活する上で伴う熱風だとすれば、
のこる暑さの理由は、関東平野は広範囲にわたる巨大コンクリートジャングルだからです。
コンクリートで埋め尽くされた地上が広い分、日光の熱や温風が行き場なくして漂い続けます。
その結果と東京では感温度が他県と比べてググっとアップしているのです。
ただやはり暑さの根本は排気ガスなので、これからオール電化がさらに進んでいけば、
東京だけでなく、全世界の主要都市で体感温度が大幅に下がることは間違いないでしょう。
すでにお隣中国では、法律の改定によりバイクは電動スクーターに限られるようになっています。
盆地だから?はそこまで関係していない
日本で最も暑い夏が来ると有名な「埼玉県熊谷市」ですが。
埼玉や東京が猛暑になる理由は、近県の山梨県や群馬県などの山々に囲まれた盆地だからと言われています。
確かに盆地の気候は、風通しの悪さから熱が逃げにくく夏は暑くなると証明されていますが。
東京には東京湾がありますし、この異常な暑さから考えると、盆地という地形はそこまで大きな理由ではないでしょう。
まとめ
人口が多い東京は、様々な意味で熱気ムンムンの激アツスポットです。
これから初めて東京の夏を過ごされる方は、こまめな水分・塩分・ミネラル補強を行って熱中症対策を心がけて下さいね。
さいごに…
これだけ暑い暑いと連呼してきた東京の夏ですが。
実は冬になると、北海道民も嫌って言うほど寒いんですw