ももこ 30代前半 滋賀県
ももこ 25年間彼氏ができず、そのことを話すことが恥ずかしく悩んでいました。
私は25年間、彼氏ができませんでした。
高校生までは小太りでメガネをかけて地味な存在でした。
そんな自分が嫌で、コンタクトにし髪の毛もカラーとパーマをしてイメージチェンジをし大学デビューをしました。
大学生になったら彼氏ができると信じていたのですが……
もくじ
25年間彼氏なし人生を語ります
高校生までは自分でも地味な容姿で、モテない自覚がありましたので気にはしていませんでした。
しかし、大学デビューを果たした大学生時代は、ナンパされることもありましたし、合コンでアプローチされることも多々ありました。
しかし、好きになった人には、決して振り向いてもらえませんでした。
好きになった人と、始めは良い感じで
「今度こそ彼氏ができる!」
と思うのですが、好きになると空回りをしてしまって気がついたら相手の気持ちが離れてしまっていることばかりでした。
周りの友達には彼氏がいるのに私にはできない寂しさもありましたし、年齢を重ねるごとに彼氏ができたことがないこと自体が恥ずかしくなってきました。
恋バナってなに?おいしいの?周りとの距離感が苦しい
友達同士で恋バナをしている時が辛かったです、社会人になって新しい友達ができると、彼氏はいるの?前の彼氏はどんな人?など恋バナに花を咲かせます。
しかし、私には皆に話す恋バナが何もないのです。
22歳にもなって片思いしかしたことがないなんて、とても言えませんでした。
バーチャルの元カレを作って、一生懸命、元カレとのことを話している自分が虚しかったです。
特にデートの話には全くついていけませんでした。
経験がないため、そのようなこと自体話すことに抵抗がありました。
次第に、友達と接する事も億劫になって距離を取り始めてしまいました。
彼氏が出来ない女の特徴は【理想が高すぎる】ことに気づく
とにかく、合コンや友達の紹介で男性に接する機会を増やし出会いを積極的に求めました。
そして、自分の理想が高すぎることに気が付き理想を下げる努力をしました。
好みでない男性とも連絡を取り合ったり、デートをしたりしました。
手当り次第に出会いを求めてしまったので、少々危ない目にも合い反省することもありました。
妻子ある男性にひっかかったたりです。
自分の行動が軽率だったのと、男性に免疫がなかったので男性の怖さを知らなかった結果だったと思います。
当時の私は一人暮らしの男友達の部屋にも平気で行っていました。
男友達から「危機感ないの?」と言われ「こういう状況は、危機感持たないといけないのか!」と能天気に考えていたほどです。
それまで、恋愛では優等生でしたので良い勉強になりました。男性を見る目も養えました。
こんな私でも結婚して子供もできた
色々な男性に接する機会を増やしたことで、私には見る目が無いことが分かりました。
25歳で始めてできた彼氏は全くタイプではありませんでした。肥満体型で背も高くなく、同じ年ですがオジサンのような人でした。
彼からのアプローチが凄く、断りきれずに好きでもないのに付き合いました。
交際した当初は一緒に歩くのも恥ずかしいと思っていましたし一緒にいても楽しくもありませんでした。
しかし、次第に人から大切にされたり、必要とされることに心地よさを感じるようになりました。
寂しいとき、不安なときに私の事を大切に思ってくれる彼がいることが私の心の支えになりました。
次第に全くタイプではなかった彼のことが大好きになり肥満体型も可愛いとすら思うようになりました。
彼と数年後、結婚することになり今は私の主人です。
二人の子宝にも恵まれました。人から愛される幸せを彼が教えてくれました。