この部屋さむ。。
ちょっとクーラー効き過ぎじゃない?
夏は暑がり、冬は寒がりですが何か?
もくじ
肥満な人は基礎体温が高い人?それって本当なの
固定概念では、
「肥満な人ほど基礎体温が高い」
太っている人は、エアコンの設定温度を低く下げがちなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
それ答えは、体の仕組み(脂肪と筋肉の関係)をひも解くと、説明することが出来ます。
熱を発生させるのは脂肪じゃなくて筋肉
そもそも体温を上昇させる役目を果たすのは「筋肉」です。
確かに体脂肪自体は発熱しません、
ですが、筋肉が豊富に備わっている人みんなが基礎体温が高いかと言えば、それはNoです。
筋肉だけあっても基礎体温は高くなりません。
体脂肪は基礎体温を一定にキープする役割
一方で、体脂肪は熱(体温)を外に逃がさない保温効果に優れています。
太っている人が運動をして体温が上昇したら、普通体系の人と比べて、なかなか熱が下がらないのはこのためです。
逆に冬場などで体脂肪が一度完全に冷えきってしまった場合、
今度は冷たさをしばらく保つようになります。
よって肥満な人ほど、
「夏は暑がり冬は寒がり」
これはあながち間違っていないと言えます。
基礎体温が高い人は「筋肉と脂肪」バランス良く保持している
なんとなく理解できましたか?
基礎体温が高い人の特徴を挙げるとすれば、
- 筋肉量が多い
- 体脂肪も多い
この2点の要素があれば、人は基礎体温が高くなります。
さらに付け加えると、
肥満の人はその体重を支えるために、知らず知らず筋肉を鍛えています。
立っているだけでも、ゆっくり歩いているだけでも、人一倍筋肉を使っています。
なので、肥満傾向にある人ほど必然的に筋肉もついてくるので、結果として基礎体温が高くなる訳です。
肥満な子供の基礎体温が低いのはナゼ?
よく子供で肥満な子は基礎体温が低く、いつも肌が冷たいなんて聞きます。
それを証明すると、子供はまだ筋肉が十分に発達していないからです。
肥満と言っても、小学生くらいなら身長も低いので、体重自体はそこまで重くなく、
体を支える筋肉もつける必要がありません。
また、小学生低学年以下の子供の体質では、筋肉をつける段階ではないので、
自然と筋肉はつきにくいのです。
このことから、子供の肥満は大人と違って筋肉が少ない(発熱しない)状態と言えます。
ただ体の表面に脂肪がついているだけなので、環境次第で基礎体温は低くなりえます。
女性よりも男性の方が基礎体温が高いわけ
男性の方が女性よりも筋肉が付きやすく、量もあることはご存知ですね。
説明するまでもないと思いますが、もっとも基礎体温が高い人の特徴は、
成人男性で身長が高く、なおかつ肥満気味で常に筋肉を酷使している人です。
ただし、そもそも体脂肪というのは女性の身体の方が保有率が高いので、女の人でも筋肉質な人は基礎体温は高くなります。
たまに体脂肪率が1桁で、ムキムキマッチョマンの男性がいますが、そのような人は基礎体温は低い可能性が高いでしょう。
脂肪がなければ体温を維持しにくいので、
ムキムキな人が瞬間的に体温を上げたとしても、数分後にはクールダウン出来てしまうからです。
冒頭でも述べましたが、筋肉と脂肪のバランス(比率)で基礎体温が定まっていくのです。
まとめ
ブヒは隠れ筋肉マッチョマンだったんだね♪
筋肉もあって、そこそこ体脂肪もある、
それは健康な体の証なんだ。
※肥満すぎても体には悪影響です、痩せ過ぎている人は程よく筋肉と脂肪をつけて、基礎体温を高めましょう。