かと言って低い声が出ないわけでもなく、高い声もどっちもバランスよくでます。
しいて言えば声量が小さいだけです。
喉仏が声の音域と音量にどれだけ影響があるのか、気になったので調べてみました。
もくじ
喉仏の役割ってなんなん
喉仏の正体は、人間の成長期に縦に長く伸びた声帯を支える甲状軟骨のこと。
ようは喉の中にある骨です。
声を出すためには声帯を震えさせます。
そのとき、ブレないように安定した発音をサポートするのが喉仏の役割です。
喉仏は男性にしかないと思っていた
喉仏が無いと声を出すことが出来ません。
よって、子供や女性にも小さい喉仏は存在します(目立たないだけ)。
ではなぜ、男性に限って喉の中心にボコッと、目に見える形で喉仏があるのでしょう。
それは単純に筋肉のサイズに関係しています。
声帯の周りには、声をきちんと発声させるために必要な筋肉が多くあります。
男性の場合、成人するにつれて体の様々な部位の筋肉や骨が、女性よりも大きく発達していきます。
喉の中にある筋肉も例外ではなく、背が伸びたり体重が増えるのと同じように肥大化します。
その結果として、喉の中のサイズも広がり押し出された甲状軟骨(喉仏)が、外からでも見えるようになってしまうのです。
喉仏は声変わりに直接的な関係はなかった
喉仏は押し出された軟骨です。
そうです。
ただの骨です。。
喉仏自体に声を変えるチカラはありません、縦に伸びた声帯こそが声変わりの理由です。
喉仏が確認できるということは、声変わりのサインになるかもしれませんが、喉仏そのものには特に意味はないのです。
喉仏が小さいと声も小さい
喉の中のあらゆる筋肉や機能が大きく成長した結果、甲状軟骨が押し出される、それが喉仏の正体であるなら。
喉仏が全然目立たない成人男性というのは、喉の中の筋肉が弱い(小さい)ということになります。
声帯を震えさせる力が弱いので、おのずと声量も弱くなります。
稀に女性でも、喉の中央に喉仏らしい突起がある人がいます。
そういう方は、比較的に声を出す力が強い傾向にあります。
まとめ
喉仏には特別な役割はありませんでした。
喉仏は男らしさの象徴ですが、大人で喉仏が無かったとしても、問題ありません。
だってただの軟骨なのですから。