たえ 30代前半 徳島県
初めまして、こんにちは。
31歳の男性、仕事は会社員をしています。
私は特にこれと云った趣味もない独身の身なのですが、22歳の頃から仕事だけは一生懸命にやってきました。
しかしそんな生き甲斐とも云える仕事のことで、私はかつて心身共にボロボロになるくらいにまで悩んだのです。
この経験は今振り返っても嫌な気持ちになるものの、きっと働く人なら誰にでも起こり得ることかと思います。
これからそのことについてお話ししていきますので、宜しければご覧になっていってください。
もくじ
意見を言えない上司との付き合い方が分からない
私が悩みにしていたこと、それは上司との関係性についてでした。
きっかけは、ある会議でその上司が発言した内容に対し、私が自分なりの意見を言ったことにあります。
これは決して上司の考えを否定したわけではなく、あくまで私なりの意見を言ったまでのことでした。
ところがそうした私の行動が気に障ったのか、以来上司は私をターゲットにして様々な嫌がらせをするようになるのです。
例えば1人だけノルマが多かったり1人だけ休憩時間が短かったり、それは明らかなパワハラ行為でした。
そしていつしか仲の良かった同僚も、自分が巻き込まれないようにと私とあまり会話をしなくなりました。
職場で孤立する私、酷いときは誰とも口を利かず1日の勤務を終えたこともあります。
どうやってこの状況を変えていけばいいのか、こうして私はここから約半年間悩むこととなります。
心療内科で安定剤を処方されるまでに病んでしまう
この期間中に最も辛かったこととしては、仕事へのモチベーションの維持でした。
先程も述べましたが私は特に趣味などがないため、仕事がダメになると生活全てに影響します。
上手にリフレッシュする方法も知らなかったですし、自宅にいても四六時中上司の顔や声を思い出してしまうのです。
朝の出勤中には、急に気分が悪くなり途中の駅で降りたこともありました。
その結果出社時間ギリギリになったのですが、それを見てまた上司は怒るわけです。
この悩んでいた間には、人生で初めて心療内科で安定剤を処方してもらっていました。
そもそも対話の余地もなく職場では地位が下の私にとって、解決への術は全く見つからなかったのです。
とはいえ会社を休めば負けだという妙な意地もあり、嫌々毎日出社している自分が嫌いでした。
上下関係の悩みには転職が一番!彼女の一点張りに押された
この極限の状況の中で私がしたことは、当時交際していた彼女への相談でした。
3つ年上で私よりも社会経験は豊富、視野も広く本当に姉御肌な人だったと思います。
そして私はその彼女から転職を勧められ、2ヶ月ほど迷った後に転職することにしました。
迷った理由としては、学生時代の就職活動で苦労していたからです。
私が大学生の頃はリーマンショックによる就職氷河期で、その会社も18社目で初めて内定を受けた会社でした。
こんなに簡単に辞めていいのか、その気持ちがそれまで私に転職という選択肢を浮かばせなかった要因でしょう。
ただ今のまま仕事を続けても、先に心が壊れることは明白でした。
事態は切迫していたのです。
こうして彼女が強く勧めてくれたおかげで、私は転職を決心し行動に移しました。
いざ辞めるときになると、もうあの上司の顔を見なくて済むという安堵でいっぱいになったのを覚えています。
彼女に相談したことは、大正解だったようです。
まとめ
転職後、私は新しい環境で良い人間関係に恵まれ、今日も楽しく働けています。
もちろん嫌なことがあるからと云って、転職は簡単にするものではないでしょう。
多少の我慢も、必ず求められます。
しかし良好な人間関係あっての仕事、この事実も間違いないものだと思います。
きっかけを作った私も反省していますが、少しあのときの職場は異様でした。
勇気を出して環境を変えること、それがこの悩みの中で一番学んだことです。