新築木造アパートの住み心地を調査!やはり寒い?防音シートは必要?

アパートの住み心地
リュウ坊

リュウ坊
へっくしょん!!

今の音、

きっとお隣さんに聞こえたね。

リュウ坊

リュウ坊
なんでさぁ?

へっくしょん!ヘックシ~!!


なぜって?

ここは木造アパートだからだよ。

声の大きいリュウ坊は、

クシャミもヒトリゴトも歌声も、隣の部屋まで届いているよ。

 

隣人

隣人
またリュウ坊が騒いでるな…

もくじ

新築でも木造アパートの住み心地は微妙なのか

↑写真のような、最近流行の

「メゾネットタイプ」または「テラスハウス」

という形式の集合住宅は、

新築であっても木造づくりのケースがほとんどです。

木造アパートのイメージはやはり、音トラブルは避けて通れません。

ではなぜ今どき、わざわざ新築木造アパートが次々と建設されているのでしょうか。

新築木造アパートが建つ理由を不動産会社に聞いてみた


木造アパートって住み心地って実際どうなんですか?

新築なら防音設備とか整ってたりするんですか?

某有名○○不動産の回答

土地を所有しているけど空地状態、もったいないけど新しく家を建てる資金が足りない。

そんな地主向けに、安価で建てれる木造アパートが売られています。

つまり木造アパートを作りたくて作っているんじゃなく

《ただ初期費用が安いから》というのが主な理由です。

新築木造アパートの住み心地を聞いてみた


な~んだ。

っていうことは、

最近の新築木造アパートだからと言って、

音モレを改善する特別な防音加工がされている訳ではないの?

新築であろうが築20年であろうが、木造アパートはその名前の通り木材で作られており、生活音を消すことは難しいです。

音に敏感な方には、新築であっても木造アパートはおすすめしません。

新築だからと入居しても、結局は思ったより住み心地が悪く、更新しないで立ち退いていく人が多いのも現状です。


でもメゾネットタイプなら、

部屋と部屋の間に階段室(階段だけの空間)があるから、

横同士の音は気にならないんじゃないの?

メゾネットタイプの階段室

ご実家や一軒家などを思い出して下さい。

家族の誰かが階段を上がる音や、扉を開け閉めする音は離れた部屋まで響きますよね。

メゾネットタイプの木造アパートも、これと同じような感触です。

そして上下の音が漏れるのは言うまでもありません。

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気になる音漏れの種類と防音シートについて

新築でも古くても、やはり木造アパートは音漏れに弱いことが分かりました。

それでも「新築」と「低家賃」という言葉の魅力は大きいです。

音さえ気にならなければ、入居を検討したいところ…

そこで、実際どんな音が気になるのかまとめましたので参考にして下さい。

戸の開け閉め・足音・TVの音

生活音で最も隣人同士の音トラブルに挙げられるのが、戸の開け閉めや足音、TVの音です。

対処法は、

  • 「個人個人のモラルを上げる」
  • 「木造集合住宅に住まない」

この2つしかないでしょう。

扉を静かに閉めたり、消音テープを貼り付けたり、防音マットを敷くなど、

1人1人が他人の迷惑を考えて、変わってゆくしか改善の道はないのかと。。

でもそれって難しい、だから皆鉄筋コンクリート造の住宅に引っ越していますね。

缶ジュースを開ける音

昔リュウ坊も木造アパートに短期間住んでいたことがあります。

そこで衝撃的だったのが、毎晩PM7時ころになると、

となりの部屋から「プシュッ♪」っと炭酸の飲料が入った缶を開ける音が聞こえてきます。

そうとう壁の薄いアパートだったのかもしれませんが、こんなケースもあるので、

賃貸物件選びのさいは、しっかり見学をすることを強くおすすめします。

木造アパートで低い声は響きやすい

男性の笑い声や電話などで話す低音ボイスは、高音に比べて物を通過しやすい性質を持っています。

間近で聞いたら、甲高い声の方が不快に思う人もいるかもしれませんが、

高い音というのは、比較的薄い壁でも遮音されやすいのです。

なので木造アパートでは、どうしても低い音(声)が響きやすくなってしまうのです。

防音シートでどこまで対応できるのか

防音シート

市販で販売されている防音シートや遮音シートですが、前提として防音効果は、

「自分が出す音を軽減する」

ということになります。

壁全体から窓辺まで、部屋をまるごと防音シートを設置したとしても、

外や隣の部屋から発生する音を完全に遮音することは難しいでしょう。

隣人に迷惑をかけないように防音シートを取り付けるのは効果的ですが、

よそからの雑音を消すための効果は期待できません。

大がかりな工事が必要な防音壁を設置すれば、それなりの静かさは手に入りますが、

費用や手間の事を考えると現実的ではありません。

生活音トラブルが気になる敏感な方は、やはり初めから木造アパートは避けて物件を探した方が賢明だと言えるでしょう。

木造アパートのもう一つの弱点は寒いこと

鉄骨造のマンションと比べると木造アパートは「気密性」に欠けています。

気密性が低い部屋というのは、外部から入ってくる空気の量の多い部屋のことです。

すなわち、音漏れはもちろん、冬は外気が沢山入り込むため必然的に室内の温度は下がります。

木は鉄骨に比べて温もりのある暖かいイメージですが、

通気性のよい素材なので、木造アパートの部屋は寒いと感じるのです。

木造アパートで1番寒いポイントは床!冬は底冷えに

人が寒さを感じやすく、一度冷え切ってしまうと全身の底冷えにも繋がってしまうのが足元です。

窓周辺の寒さも厳しいですが、まずは冷たい床からくる足の冷え対策をすることがベターです。

簡単な方法はジョイントマットを敷くことです。

ジョイントマット

通販やホームセンター、100均でも買いそろえることが出来ます。

木造アパートの寒い床から解放されるだけでなく、2階以上に住んでいる方なら、真下への防音対策にもなります。

寒い空気が入り込む窓辺はカーテンを2重に

2重カーテンの効果は意外と強力です。

夏場ならクーラーの効きが良くなるし、冬は体感で分かるくらい冷えにくくなります。

カーテンの種類や厚さにもよりますが、防音効果も期待できます。

まとめ

最近の新しい木造アパートでも、やはり鉄骨と比べると音漏れ問題はクリアできていません。

メゾネットタイプなら大丈夫?と思いましたが、

雑音に敏感で静かに生活したかったり、隣人に迷惑をかけたくないなら

鉄筋コンクリートのアパートに住むのが適切

という答えになりました。

ただ、鉄骨造でも壁が薄いアパートは音が漏れるので、

見学はとても大事というのが鉄則です。

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